未来を見つめて・・・
42歳で乳がん告知(Stage II-b)。米国シアトル在住のサラリーウーマンが、乳がんと闘う記録。





2010.11.08 新しいオンコロジスト


10月1日 Dr. Chenとのアポ

MRIバイオプシーは病院外の専門クリニックでやらなければいけないので、その予約を取る前にreferral(推薦?)を保険で認めてもらわなければならない。

病院で手続きはやってくれるんだけど、そのapprovalに時間がかかってなかなか予約が出来なかった。

その間に、同じ病院内の別のオンコロジスト、Dr. Chenに会いに行くことにした。
一応、今の時点では術前抗がん剤のあと温存手術と言う形で考えていたので、セカンドオピニオンとして他のDr.からどんな抗がん剤を勧めるのかを聞いてみたかったのもあるし、やっぱり最初にあったオンコロジストとは相性が良くない気がしたので、別のDr.を紹介してもらった。

Dr. Chen はまだ若く(多分40代)で自分の研究を学会で発表したりもしているらしい。
話しを進めるのもきちんと段取り良く分かりやすく説明してくれた。

やっぱり私の第一印象は間違ってなかった。
普通はDr.ってこういう風に説明してくれるものなんだよね。

抗がん剤の副作用で早期更年期の症状が出るかもしれないのと、そのまま更年期を迎えてしまう可能性があるとも言われた。
この事はネットで読んではいたけれど、最初のオンコロジストは何も言ってくれなかった。

もしこの先子供を作る予定があるならば、Fertilityのスペシャリストに話しを聞いたほうがいいと言われた。
子供は作らないまま今まで来ちゃったけど、正直なところ今になってやっぱり心のどこかで子供が欲しかったって思う気持ちがないわけじゃない。

人工授精や卵子を冷凍すればキモセラピーが終わってから人工的に妊娠する事は可能だと言われた。
でもそこまでして自分の子供にこだわる必要があるのか?とも考える。
もちろん、どうしても子供が欲しいならアドプトする事だって可能だ。

その時はとっさに判断できなくて、今はとにかく自分の治療に専念しなきゃという気持ちがあって、すぐにFertilityのスペシャリストを紹介してもらう必要はないと返事をしておいた。

このことに関してはとりあえず、もう一度ゆっくり考えてみよう。




2010.11.08 3度目のバイオプシー


10月4日 MRI Guided Biopsy

やっと予約が取れ、今日はMRIを使ってのバイオプシーだった。

結局まる1週間無駄にした。
癌だと分かってからもう既に一ヶ月以上経ってる。
こんなにノロノロしてていいのか?と気持ちばっかり焦ってしまう。


最初にMRI専門のドクターから説明があり、前回MRIで撮った写真を見ながら丁寧に説明してくれた。
自分がこの病気にかかって思ったことは、癌にかかわる殆どの医師やナースの人たちは本当に気遣いが行き届いた対応をしてくれるという事。

この先生は自分も癌を克服した経験があるため、私が今直面している気持ちが良く分かると言ってくれた。

その後すこしリラックスさせる薬をもらってから、着替えてMRIのある部屋に入り、造影剤の注射をしてうつぶせになった。
MRIはガンガンすごい音がするんだけど、かなり長い時間かかったので、途中でちょっと寝てしまった。

いつでもどこでも寝られるのは私の特技。へへ。(^^)

家に帰ってきて局部を冷やしながら夕方まで昼寝をした。
殆ど痛みはないので、明日は普通に会社にいけそうだ。

この結果によって、やっと次のステップがどうなるか決まる。

この待ってる時間が一番イヤだ。
良い結果が出て、最初のプランどうりに進められるといいんだけどな。



2010.11.08 決心


10月6日 MRIバイオプシーの結果

Dr. Chaoから直接電話があり、MRIバイオプシーの結果を聞いた。

結局「Inconclusive(判定不可能)」の結果だと言われた。
がん細胞は見つからなかったけど、atypicalな(変形した)細胞が見られるのは確かで、今の所は悪性ではないらしい。

Dr.は同じ箇所からもっと多くの細胞を取り出してもう一度検査をしてみることもできると言ってくれた。

医者の立場としての意見は全摘出を薦める。それが一番安全で簡単な方法だから。
でも私の体なんだから自分が納得できる方法を選べばいいと言ってくれた。

Dr. Chaoには一日だけ考えさせて欲しいと言って電話を切った。


しばらくは呆然としてたけど、頭の中ではどうすればいいのかはこの時既に分かっていた気がする。

もう一度検査したところで結果が良く出ても、その細胞が将来10年後とかにがん細胞に変わる可能性があるかどうかまでは判断できない。
でももしかしたら悪性には一生ならない可能性もある。
ただ、正直言ってもうこれ以上検査をしてその結果を待ちながら引き伸ばしているのにも疲れた。

もし温存手術をしてしこりだけを取り除いて、万が一この怪しいと言われてた箇所が将来がん細胞に発展した場合は結局全摘することになるんだし、もしかしたらまた癌が見つかるかもしれないと思いながらこれからずっと生活していくのは私には出来ないと思った。

だから全摘をすることに決めた。

それにもっとこれ以上年を取ってからまた手術と治療をするのは、きっと今よりもっと辛くなるだろうしね。
そう考えたら、今まだ回復力があるうちに全摘出するのが、きっと一番いい方法なんだと自分に言い聞かせた。

次の日にDr. Chaoに連絡して自分の決心を伝えた。


でも頭では分かっていてもやっぱり感情が付いていかない。
女性として乳房を切り落とすのはすごく悲しい。
再建手術が出来ることも理屈では分かっているけど、やっぱり悲しい。



2010.11.08 Pre-OP アポ


10月12日

Dr. Chaoとの術前のアポイントメント。

私の場合はしこりの大きさが2cm以上あるのと万が一胸壁にもがん細胞があった場合は、全摘出をしても術後に放射線をやることになる可能性があるので(それはしこりを摘出して調べてから出ないと決められない)同時再建は薦めないと言われた。
放射線で皮膚を傷めてしまうので、同時再建しても新しく作った乳房が台無しになってしまうから。

幸いアメリカは同時再建でなくても乳がん患者には保険が全額適用されるので、まずは手術の傷が治ってからゆっくり再建手術について考えることにした。

手術の日は10月20日に決定。

仕事のことも含めて残りの1週間ちょっとの間にやらなきゃいけない事が山ほどある。

それまでには気持ちの面でも100%準備が出来るのかな。



Profile

ミライ

Author:ミライ
横浜出身
アメリカシアトル在住

■ 2010年8月
42歳で浸潤性乳管がん Stage IIbとの診断を受ける。
タイプ:ER(+) PR(+) HER2(-)

■ 2010年10月
右乳房全摘手術

■ 2010年11月~2011年2月
Chemo Therapy(TC療法)

■ 2011年02月~現在
ホルモン治療中

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