2011.02.23 ミニ Vacation先々週の週末(2/12~2/13)に化学療法終了を祝って、1泊2日のプチバケーションへ行ってきた。 3回目の投与が終わった頃に、最後の投与から2週間経てば体調も回復するだろうと見込んで日程をたてた。 行き先は家から車で3時間くらいの、Mt.Bakerと言うところ。 乳がんの告知をされてから、手術はもちろん殆ど全てのアポ&治療に必ず着いてきてくれた相方Rに感謝の気持ちを込めて、のんびりしてリフレッシュ出来る旅行にしたいと思っていた。 だから出発前に携帯も『飛行機モード』にして、メールや電話などが入らないようにセットしてからGO! 泊まったのは The Inn at Mt. Baker というB&B(Bed & Breakfast) B&Bはいわゆる旅館のようなもので、大抵は一軒家の各部屋にゲストが宿泊できるようになっていて、部屋代(Bed)プラス朝食(Breakfast)がつく。 残念ながら子供達&はお留守番なので、ペットシッターさんを頼んだ。 Mt. Bakerは大きなリゾート地ではないので、ホテルなどは余りなくキャンプ用のロッジやB&Bが多い。 今回泊まった所は全部でゲスト用の部屋が4部屋あって、1階はオーナーの方の家として使われている素敵な一軒家だった。 着いてみたら山の麓なので携帯のシグナルはなく、携帯は全く使い物にならず。〔苦笑〕 部屋にはTVはあるけど、ケーブルなどのTVサービスが入っていないので普通のTVは見られない。 その代わりにゲストも使えるリビングルームにはDVDなども沢山あって、好きなのを借りて部屋でDVDが見られる。 携帯もPCもTVもなしで過ごす週末もたまにはイイかもね。(^^) 1日目はあいにく雨だったんだけど、小さな町に着いた所でランチを食べてから気の向くままにドライブして、近くの公園や滝を見に行った。 小さな湖が目の前に広がる公園。天気が悪かったせいもあり、静かでだ~れもいない。 Nooksack Falls 今回はリラックスが一番の目的だったので、夕方に宿泊先へチェックインしてから自分達の部屋でマッサージをしてもらう予約をしてあった。 1人1時間ずつ、全身マッサージしてもらって、極楽ぅ~~。 でもちょっと困ったのが、ハゲちょびん頭と無くなってしまった右乳房。 マッサージをしてもらう時には当然服を脱いでテーブルの上に寝るわけで、頭にはナイトキャップを被ってテーブルに寝るワタシ。 マッサージ師さん、何も聞かず・・・。 う~~~ん、女性のマッサージ師さんだったし何か言った方がいいのかな?と思ったけど戸惑ってしまいチャンスを逃してしまった。 まずは背中のマッサージをしてもらい、仰向けになってくださいと言われたときに「乳がんの手術をしたので右の腋の辺りがいつも突っ張っている感じがするので、あまり強く押さないで下さい」とだけ伝えた。 その一言でさすがプロの彼女は察してくれたらしい。(感謝) その後、何も聞かれる事もなく、ナイトキャップを被った頭には全く触れず、背中と腕と首を満遍なく1時間マッサージしてもらった。 次にRがマッサージを受けてる間は私はベッドでちょっとお昼寝。 イビキかいてたらしいよ。>アタシ(笑) 夜は大家さんがお勧めしてくれたイタリアンへ行ったんだけど、まだ少し味覚障害があって私はイマイチ残念な感じだった。 でもRは大満足してたから、きっと普通の味覚だったらすご~く美味しかったんだろうな。 2日目は快晴で雪山が綺麗に見えた。 部屋の窓から山の向こうに上る朝日を眺めてから、ダイニングルームで美味しい手作りの朝食を頂いてから荷造りをしてロッジを出た。 そしてスキー場の方までドライブして行って、雪景色を眺めながら散歩をした。 本当ならスキーをしたい所だけど、まだそこまで体力回復してないから今回は散歩だけで我慢した。 寒くなったらスキー場のカフェでホットココアを飲んで、窓から見える雪山を眺めた。 スキー場の駐車場の端のほうにテントを張ってキャンプをしてる人達を発見。 よく見るとテントから煙突が出てる!!! Rいわく、軍でも使用されるテントで中には暖炉があり真冬でも寒くないらしい。 すごい根性というか、そこまでしてスキーしに来るか!あっぱれ。 つくづくアメリカ人って発想の次元が違う・・・気がする・・・。 いったいこの人たち、何日このテントで過ごしたんだろう??? 大自然に囲まれて、携帯もPCもTVもない世界で、新鮮な美味しい空気を吸って、すっかり気分転換してリラックスした旅行になった。 もっと元気になったら、今度は夏にまたMt. Bakerに来てみたいな。 スポンサーサイト
|
||