未来を見つめて・・・
42歳で乳がん告知(Stage II-b)。米国シアトル在住のサラリーウーマンが、乳がんと闘う記録。





2013.06.15 完走したよ


もう2週間前のことになっちゃうんだけど、Susan G Kemen の Race for the Cureに参加した。
Susan G Komenは乳がんの研究の為に活動するNPOで毎年全国各地で資金集めの為のイベントを開催している団体。

シアトルではいつも6月の一週目の土曜日にイベントがある。
2年前はまだ剥げてたし(笑) chemo後の体力が回復していなかった。
去年はCFAの試験を受けていたので参加出来なかった。
今年こそ、サバイバーとして参加したいと思っていた。

今年3月にブロ友さんのBooちゃんが天国に行ってしまってから、ずっと記事に書けずにいた。
Booちゃんの訃報はコーラスの練習中にyさんからのメールで聞いた。
いつも練習をしている教会の聖堂にいる時に携帯のメールで見た瞬間、息が詰まりそうになった。
余りに早い旅立ちに悔くて哀しくて、みんなが歌っている歌声を聞きながら一人で離れた席に行って泣いた。
実際にお通夜にも参列出来なかった私は、未だに信じられないし正直実感が湧かない。
初めて会ったのは、2011年の8月に私が帰省した時に初めてやったオフ会だった。
出産後のchemoもあって大変な時に生まれたばかりの次男君と一緒に出て来てくれたBooちゃんはお人形さんのように可愛い方だった。
あの時は数名除いてほぼみんなウィッグだったよね~(笑)
今日はその次男君のお誕生日だったんだね
次男君、お誕生日お誕生日おめでとう!
私とお誕生日が数日違いなんだね。
それから実は私と同じくフィギュアファンと聞いて、親近感がわいていつか一緒に大会を見に行きたいね~なんて
言ってたのに。
昨年シアトル郊外で国際大会があり観に行った時に、再発治療中のBooちゃんがちょっとでも笑顔になれるかも・・・と思って、会場で見かけたスケーターの選手に「大のフィギュアファンの友人が今癌の治療を受けているので応援のメッセージを下さい」って声を掛けたらみんな快くメッセージを書いてくれた。
アメリカ人の選手は結構普通に会場内をフラフラ歩いてて、声を掛けるとみんな普通に話してくれる。
選手がメッセージを書いてくれたプログラムをBooちゃんに贈ったらすごく喜んでくれた。

そして今年のお正月に帰省した時に初めてオフしたメンバーでの同窓会(?)で再会したBooちゃんはますます痩せちゃってたけど、でもお仕事も再開してきっとまた会えるよねって思ってた。
それから2ヶ月でBooちゃんは旅立ってしまった。

前置きが長くなったけど、今回このレースに参加すると決めた時、Booちゃんの為に走ろうと決心した。
去年他の5kに参加した時は殆どトレーニングもしてなかったし、途中で苦しくなって立ち止まったり歩いてしまった。
だから今回の目標は歩かないで5キロを完走するって決めた。
そして友人達にもFBなどで声を掛けて募金を募った。
それから2カ月、出来る限りトレーニングをして、疲れてるし走りたくないな~と思った時はBooちゃんのことを思い出して走った。
私が走って募金を集めればそれがこれからの乳がんの研究のために使われて、いつかこの病気を治す薬が開発されるかもしれない。
最後まで全力で頑張ったBooちゃんに負けないように、自分も頑張らなきゃって思った。
幸い私はこうして回復して、毎日走れるほど元気になったんだから。

トレッドミルだと何とか5キロ走れるようになったけど、実際に外を走ると感覚が違うし自分がどの位のスピードで走ってるのかわからず、突っ走ってしまいすぐに息が切れてしまう。
当日は更に周りに人が沢山いて、自分のペースを保てるのか不安だった。
初めに頑張り過ぎちゃうと最後までもたないし、ゆっくり過ぎても時間がかかりすぎて疲れてしまう。

緊張しながら迎えた当日は気持ちの良い青空で少し冷たい風が心地よい朝だった。
走りながら路上で応援してくれてる人の声が聞こえてきて、でも一人で黙々と走り続けなきゃならない自分とchemo中の自分がかさなって、いろんなコトが頭を巡った。
周りのみんなが支えてくれようとしてる気持ちはありがたいけど、治療中の苦しさは自分にしか分からない。
でも今自分はこれからサバイバーになる人のために少しでも役に立ちたくてこうして走ってる。
上手く表現できないけど、そんな気持ちだった。
苦しいと感じた時は、「ダメダメ、Booちゃんが見てるんだから」って自分に喝をいれた。

ゴールまであと少しという所で角を曲がって最後の100m位の所がすごい急坂で、マジかよ~って泣きそうになったけど、多分歩くよりも遅いスピードだったかもしれないけど、一度も立ち止まったり歩くことなく、最後まで走ったよ。
去年のタイムを2分半位更新。
そして今回も一緒に走ってくれた夫のRにも勝ったゾ~ \(^o^)/

乳ガンサバイバーはみんなピンクのTシャツ(他の人は白)を着ていてゴールラインに「サバイバーはこちらへ」ってサインがあってゴールしたところでSusan G Komenのメダルが貰える。
そして他のサバイバー達がみんな声をかけてくれて、涙が出そうになった。
でもトイレに行きたいコトを思い出して、慌ててトイレを探した(笑)
最後のグループの5キロのウォークに参加した人たちが全員ゴールした後は、サバイバーのパレードがあり、バンド演奏に連なって公園内をパレードした。



サバイバーはこのピンクの帽子とメダルが貰える。


会場内にMemorial Wallと言うのがあって、そこにBooちゃんの名前を残してきたよ。


小さくて良く分からないけど、約1万人以上の参加者が集まり会場内はほぼ全部ピンク


Survivors Parade
この仲間に入りたかった人なんて誰もいないと思うけど、不思議な連帯感を感じるのは何故だろう?




来年もまた参加したい。


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Profile

ミライ

Author:ミライ
横浜出身
アメリカシアトル在住

■ 2010年8月
42歳で浸潤性乳管がん Stage IIbとの診断を受ける。
タイプ:ER(+) PR(+) HER2(-)

■ 2010年10月
右乳房全摘手術

■ 2010年11月~2011年2月
Chemo Therapy(TC療法)

■ 2011年02月~現在
ホルモン治療中

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