未来を見つめて・・・
42歳で乳がん告知(Stage II-b)。米国シアトル在住のサラリーウーマンが、乳がんと闘う記録。





2011.03.16 生かされているという事


こちらでも日本のNHKのニュースが見られるので、震災のニュースはリアルに入ってくる。
毎日TVの画像を見ながら胸が痛み、言葉が出ない。
幸い自分の家族は無事で、さらに私は遠く離れた所にいて何もできないのがすごく歯がゆい・・・。

前回の記事につまらない事で愚痴を言っていた自分が恥ずかしくなった。


そして被災地にいる方、そのお世話をしていらっしゃる方々の姿を見て、日本人の思いやりの心などを垣間見た気がする。

我慢強い日本人。
助け合う日本人。
努力を惜しまない日本人。
他人を思いやる気持ちを忘れない日本人。

そんな当たり前の事が、日本を離れているとすごく新鮮に見えてくる。
そして自分が日本人であることを誇りに思います。

我慢っていう言葉に当てはまる英語の単語は存在しない。
しいて言うなら、perseveranceかな。
俳優のタケイジョージさん(Star Trekの俳優さん)が我慢は "to endure with dignity and fortitude"という意味だって言っていたのを聞いたアメリカ人の友人が感動していた。
とても良い言葉を学んだって。


避難所でおにぎりが配られるのを、1人1つずつ「ありがとうございます」と言いながら受け取って大事そうにおにぎりを一口ずつ食べている人達。

津波に襲われた時の状況を目に涙を溜めながら話す被害者の方。

救助されたご年配の方が「娘も波に飲まれて・・・まだ見つからないんです」と言っていた。
その娘さんは、きっと私とそんなに年も変わらないかもしれない。

そんな被災者の様子を見ながら、自分が生かされている意味ってあるのかもしれないと思った。


病気が分かった時、「何で私がこんな目に合わなきゃいけないの?」と嘆いた。
抗がん剤の副作用で苦しかったときも、泣きながらもう止めたい、こんなしんどい思いをしながら生きてたって仕方ないなんて泣き言を言ったこともあった。

被災者の方々、家族を失った人達もそんな風に思っているかもしれない。

それでも、手術そしてキモセラピーと最悪の状況を乗り越えて、まだ生きている。

出来ることならこんな経験はしたくなかったけど、せっかく生きるチャンスをもらったんだから無駄にしないように生きたい。
何が出来るのかは分からないし、いつまで生きられるのかは誰にも分からないけど、とにかく自分の出来ること、やりたい事をやり尽くさなきゃもったいない。
自分に与えられた命を無駄にしないように、そして後悔しないように、これからは目一杯生きなきゃって思う。

避難所での生活を強いられている方達は、まだまだこれからも色んなトラブルが出てくると思う。
今はまだ先のことなんて考える余裕はないかもしれない。
だけど、負けないで欲しいと心から思う。
生きるチャンスをもらったんだから、みんなで協力して、頑張って欲しい。
明けない夜はないから・・・。


亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、少しでも早く皆様に普通に日常が戻ることを願っています。


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ミライさん、こんばんは。
なかなか化学療法の副作用も抜けないようで大変ですね。
やっぱり、数ヶ月単位で待たないとダメですかねー。
昨日バナナをかじったら、くっきり血のあとがついて
ひゃ~ここまで歯肉弱ったか~とビックリ&がっくり。
ぼちぼち、やっていきます。

ところで、せっかく地震や津波からは命が助かったのに
未だ孤立し救援物資が届かず
十分な医療品がなくて命を落とす方が少なくなく
胸が張り裂ける想いです。
目の前で苦しむ患者がいるのに、薬どころか水さえなく
現場の医師が「地獄だ」とメッセージを送ってきて
想うだけで辛いのに、その状況と対峙している医師たちの胸中は
いかばかりかと・・・・

ミライさんが過去言ってらしたように
病気から学んだり、こんな酷い災害から学ばなくたって!!と
思ったりもします。

ガンと宣告されるのも、災害に巻き込まれるのも
まったく何の理由もなく理不尽で・・・

でも、そこからなんとかサバイヴしていかないと・・・

なんか、体調もイマイチだし、
被災地から(希望の情報ももちろんあるけど)悲しいニュースも
伝わってくるし、支離滅裂なコメントですみません。
でも、想いを聞いてくれる場所があるってことに、甘えさせて頂きます。
2011.03.19(04:06) / URL / yannchan / [ Edit ]

++yannchanさん++

コメントありがとうございます。
体調はいかがですか?
くれぐれも無理はしないで下さいね。

津波からは命を取り留めたのに、薬や必要物資が届かないために亡くなっている方がいるなんて、本当に胸が痛みます。
被災地の医師や看護士の方は目の前でそんな現状に対処しているのかと思うと、本当にいたたまれない気持ちになります。

世の中理不尽な事が多いとは言うけれど、もし神様が本当に存在するのなら、ここまでしなきゃいけないの?と文句を言いたくなります。

yannchanさんの副作用も少しでも楽になるといいですね。
お大事になさって下さい。
2011.03.19(17:00) / URL / ミライ / [ Edit ]

何が出来るのか

なんだかミライさんの記事で泣けました。

「いつまで生きられるのかは誰にも分からないけど、とにかく自分の出来ること、やりたい事をやり尽くさなきゃもったいない」

本当にその通りですね。
何にも代えられない命。
大事に大事に生きていかなきゃなりません。

自分のために何が出来るのか、
人のために何が出来るのか。

大きな課題ができました。



2011.03.20(15:44) / URL / 空いあお / [ Edit ]

++空いあおさん++

体調はいかがですか?

TVで被災者の方々の頑張る姿と見て、些細な事で泣き言を言ってた自分が恥ずかしくなりました。
具合が悪い時だって温かい部屋で自分のベッドで寝られるんだから、体育館の床で寝泊りしているお年寄りの方に比べたらなんと恵まれてるんだろうと思いました。

今まで病気になってしまった自分を可哀想がってばかりいたけど、こうしてブログに書いていくだけでもしかしたら誰かの役に立つかもしれないし、お互いにせっかく与えてもらった命を大切に後悔しないようにエンジョイしましょう。
2011.03.21(20:37) / URL / ミライ / [ Edit ]

Profile

ミライ

Author:ミライ
横浜出身
アメリカシアトル在住

■ 2010年8月
42歳で浸潤性乳管がん Stage IIbとの診断を受ける。
タイプ:ER(+) PR(+) HER2(-)

■ 2010年10月
右乳房全摘手術

■ 2010年11月~2011年2月
Chemo Therapy(TC療法)

■ 2011年02月~現在
ホルモン治療中

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